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  • 大下 真佐子
  • 2023年03月03日
  • 習いごと

≪ 習いごと ≫  “親”の思い‥2  

その①「要る?習いごと」

 

子どもには様々な体験をさせたい、と多くの親は考えます。

幼稚園・保育所や学校以外の場所で、何かを学んだり習得したりする習いごと

それらは大きく3つに分けることができます。

体育系、芸術系、知識系、の3つですね。

・体育系:水泳・サッカー・野球等のスポーツ、柔道・空手等の武道、…

・芸術系:ピアノや歌など音楽系、絵画工作など美術系、書道や踊り、…

・知識系:そろばんや英会話、受験のための塾…

ダンスは体育系とも芸術系とも言えるし、書道も芸術・知識の両側面があります。

ボードゲーム代表のチェスや将棋だけでなく、PCゲームもEスポーツと呼ばれ、

オリンピック種目候補にもなっていますし、ブレイキンはパリ大会の正式種目に決定!

様々な体験を~系と分ける意味は、現代ではあまりないのかも知れませんね。

 

習いごとを選ぶとき、これにも3つの観点があると言われています。

・子どもが好きなこと  ・子どもが得意なこと  ・将来役立ちそうなこと

どれに重きを置いて選ぶのか、これは親の価値観とは切り離せません。

また、子どもの年齢や費用の問題も重要ですよね。

 

費用! これも本当に重要な要素です。

18歳以下の子ども1人あたり月5000円支給」という方針を東京都が公表、

大きな話題となりました(20231)

国の児童手当とは別のこの現金給付について、街頭で子育て世代に尋ねると、

その使い道として「習いごと」「教育系サブスク」という答えが多かったようです。

逆に、物価・光熱費高騰への対策として「習いごとを考え直す」という意見も…。

 

習いごと ― ここにも、交錯する親の思いが現れます。

理想と現実。目の前の子ども。親として、人としての自分。

でも、そもそも習いごとって、本当に必要なのでしょうか?       (続く)