その②「英語」
実は同じようなことが、「英語」についても起こっています。
2018年度から移行措置が始まった小学校での英語教育は、紆余曲折を経て、
2020年度からは、中学年(3,4年生)では「外国語活動」として、
高学年(5,6年生)では「外国語」という教科として、それぞれ導入されています。
今、子どもたちが学ぶ小学校「英語」は、しっかり成績として残るということ。
そんな時代の流れの中にいながら、残念ながら私たち親の多くは、
中学からずっと勉強し続けた英語に、いまだにコンプレックスがあります(涙)。
その結果、親が子どもにやらせたい習い事の上位に、常に「英語・英会話」がランクインし、
実際、幼少期から英会話教室や英語塾に通わせる親御さんは、とても多いようです。
でもその結果は、皆がみな成功しているとは言い難い、それもまた事実ですよね。
「あんなに時間とお金をかけて英語をやらせたのに‥‥」 『親』の再生産です。
そこにはもちろん、小学英語と中高英語、また入試英語とのちがい、
親しむ「英語」から技能としての「英語」への、移項のむずかしさはあります。
でも大半の親はだんだんと、「勉強は、学校と塾におまかせ」となっていきます。
結局、「勉強中!邪魔しないで!」と子どもに言われたら、親は口を出せない。
いいえ。そこは考え方と工夫次第。
大人である私たち親は、世の中で何かの役目を果たしながら、毎日生きています。
だから、子どもの人生における様々な場面で、お父さん!お母さん!がコーチ!
自信をもって、そう胸を張りましょう。責任は重大ですけどね。
“まならぼ”は、子どもとのそんな向き合い方を、
英語やプログラミング、その他の学習を通して、探していきたいと思います。