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  • 大下 真佐子
  • 2022年11月16日
  • 親の思い(1)

“親”の思い(1) ー こんな子どもに ② ー

「こんな子どもに育ってほしい(続き)」

「お子さんにはどんなふうに育ってほしいですか?」
そう聞かれたときの親の答えが、子どもの年齢が上がるにつれ、性格や健康状態より、
先々の進路や職業という現実的なものに代わっていくというお話の続き。

最近の小学校低学年の子どもが就きたい職業の上位にランクインするものは、
 男子:スポーツ選手、医師、エンジニア、ゲームクリエイター、…
 女子:保育士、看護師医師薬剤師、パティシエ、漫画家、…。

依然と根強いスポーツ選手や保育士に続き、コロナ禍を反映した医療系の職業、
巣篭り生活でますます認知されてきたゲームクリエーターや漫画家というように、
子どもたちもしっかり世相を感じ取っていることが分かりますね。

それに対し、親が願う子どもの職業ランキングは、今も昔も、
 公務員、医療系、資格職、…
そして、高校生の将来の夢はといえば、これも男女ともに、
 公務員、医療関係者、教員・保育士、各種技術者、資格職、…

そう、親はもちろん、子どもたちも段々と現実を見据えていくことがわかります。
「どんなふうに育ってほしいか」が「何を目指すか、何になるか」に代わっていく。
これは、しあわせを考えた結果の、ある種「夢の成長」と呼べるかもしれません。

ただ、親の敷いたレールで子どもが苦しむというのも、実によくある話で、
家の商売を継げ!とか、絶対○○大学に受かってよ!とかいう親の圧と、
NOと言えない子どもの葛藤は、昭和のドラマに限らず、現代でも見受けられます。

ですから、「○○大に入るのよ」と「やさしい子になってね!」がどう違うのか、
そこはていねいに扱いたいと思います。
「明るく元気に」と「算数で百点を」と「サッカーのレギュラーに」が、
親の求め方一つで、子どもの受け止め方一つで、夢にも枷(かせ)にもなりうる。
この怖さと危うさを、私たち大人はしっかりと肝に銘じておきたいですね。